新年仕事初め

今日は2019年最初のレッスンでした。

冬休みを2週間ほど取りましたが、こんなに長くお休みさせて頂いたのは初めてかな??あったかな???お休みがあるとレッスンが恋しく、ああ早く仕事したいとなります。なので、今朝はわくわくして生徒さん達をお迎えしました。みんな休まずに来てくれて、元気な顔が見れて嬉しかったです。指導をしていて嬉しかったです。ピアノを教える事が出来て嬉しい。指導しながら今年はもっともっと勉強して生徒さんに還元せねば、と思いました。そして生徒さんの母のつもりでいます。厚かましいです。ははは。

と言いましても、昔は全く正反対のことを思っていました。私は先生にはなりたくない。指導者には向いていない。ずっと習う側がいい。学生の頃は、アルバイトで小さい子を教える同級生もいましたが、私は全然畑違いの事をしていました。しかし、そのアルバイトの経験は今に大変役立っています。特に印象深いのはイベントのアルバイトをしていた時の事です。

ウォーキング、ポージング、メイク、MCなどのレッスンがあり、これが大変に厳しかったのです。セリフを一瞬で覚えるなどあり、お手本になってみんなの前でやらなければならない。毎回ダメだしが出て直さないと帰れないみたいな、地獄の研修もありました。無愛想でイベント会社の人を敵に回していた私がリーダーに抜擢されて、新人の指導を一任されました。このあるバイトは拘束時間も短くて時給も良かったので、練習がしたい音大生にとってうってつけでした。今に生かせています。プロ意識を叩き込まれた時代でした。その会社には是非社員にと3度もお声がけ頂いたのですが、修了後は友人の音楽教室の雇われ先生を選び、遅まきながらピアノの指導を始めました。これが私の先生歴の始まりです。

しかし指導の経験が全くないので、レッスンでは毎回右往左往していました。ある程度手ほどきの済んだ生徒さんならまだしも、導入期のレッスンなんて何を教えたらいいのか。自分は音符が読めるけど、生徒さん達はそれが分からないから習いに来ている。でも音符を読むだけではない、くにゃくにゃの指で、小さな手でピアノが弾けるようにしなければならない、なのに、質問したら右手左手がわからない、エー何から始めるの??音の高さ、音の名前、音符の長さ、リズム、歌、全部。なんでこんな事が出来ないのだろう、なんでこんなことが分からないのだろう。当初はそれが苦しみの始まりでした。それを指導することが分かりませんでした。だから教室に行くのが大変苦痛で、、、笑。今となっては青かったなあと思います。当時の生徒さんを思い出すと、今も大変申し訳なく心苦しいです。屈辱的だったのは、ピアノ科の私よりも、声楽科の友人のほうがピアノの指導が上手なのです、それに生徒さんの心をがっちり掴むのも面白くありませんでした。笑。なにもかも青い。笑。

そんなポンコツな私も、今年で指導歴が20年目、なんとメモリアルイヤーでした。怖。20年経っても殆ど成長していなくてがっかりですが、少しでも良い指導をしたい、ピアノを習って良かったと思ってもらいたい、その気持ちは持ち続けています。20年目はスキルアップせねばと思います。

ブログを書き始めたら思わぬ方向に脱線して、思わぬ事を思い出し、こんなことをアップするなんて思いもしませんでした。ブログも書いてみるものですね。お恥ずかしい内容なのでいつか削除するかもしれませんが、大事なことを思い出したので、今年はもっと飛躍したいです。

がんばろう!!

みんな、早くおいでーー!!

 

 

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