公開レッスン

発表会が終わったらやる、と後回しにしているものの山積み課題を消化している夏休みです。次なる課題も探して、新しいレパートリーにも取り組んでいますが、スクリャービン は実に悪魔的でありながら素敵で、そんな魔力に取り込まれてまた奮闘しています。嫌だわ。嫌だわと言いながら、魅せられる。実にいやらしい。多分この葛藤は終わりません。

そんな日々の中で、先日は公開レッスンに参加しました。参加したのは娘です。ピアノは聴いたメロディが弾けるけど、母の言う事は聞く耳持たない、自分で出来るもんと手を跳ね除けられる、そんな鼻っぱしの強い娘を手ほどきしてくださる先生はいないものか、はたまたピアノレッスンたるものがどんなものかもわからない素の状態でしたが、無理をお願いしてねじ込みました。

先生の質問に消えそうな声で答えていましたが、なんとか頑張りました。これをきっかけにピアノを習うと言わないかしらと目論んでいましたが、そうは問屋がおろさず…変わらずマイペースです。いつか連れて行くしかなさそうです。子供はそんなものでしょうか。私の小さい頃は自分からピアノしたいと言ったのか、記憶にありません。でも、毎日ピアノやオーケストラの曲が流れていて、いつも聴いていました。それをいつの間にか覚えて、ピアノで弾けました。生まれた時に手が大きかったのと、おもちゃのピアノで旋律をスラスラと弾いていたのを見た親がピアノをさせようと思ったらしいのです。なので、なんとなくピアノを始めたと思っていますが、ピアノが私の側にいてくれて、本当に良かったと思っています。

これからも大事なパートナーです。これからは娘にも引き継いで行きたいです。

安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ 子供の頃の記憶 公開レッスン