昨日は朝から夜20時まで、実に一日がかりで二台のグランドピアノの調律をお願いしました。
どちらも求心力が無くなり、四方八方に音がばらけておりましたが、しっかりと手を入れてもらってから密度の高い緻密な音色に変化しました。バラついていたタッチも改善されています。ああ、なんて爽やかな。清々しいです。
右側のピアノは私が中学生の時に迎えて以来、春夏秋冬朝昼晩、受験期も試験の時もコンクール期も、演奏会の準備にもいつもいつ何時もハードな弾き込みに応えてくれたかけがえのない戦友です。
しかし幾多の試練が重なって、だいぶ疲弊しております。よく鳴る楽器で、私に馴染んでおり、ボディも申し分ないですとは仰って頂きましたが、オーバーホールか、買い替えか、調律の度に悩ましい相談をすること数回。手離すのも心苦しいが、次の楽器の事も考えて生活せねばなあと思っています。
昨日はピアノの練習ができないから、確定申告の準備をしていました。
一年て早いのですね。
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