今日は東広島のくららにて、子供を連れて広響のアフタヌーンコンサートに出掛けました。
少し早めに出てエキエを散策。リンツの店舗が出来たのですねー！しかし長蛇の列に並ぶ気は無く、またいつか、と、ウインドーショッピングを楽しみ、山陽本線に乗り込みましたら！
なんと、エヴァンゲリオンが走っているのに遭遇しました！日曜日の午後にドクターイエローに出会った事もあり、なんて狙い目なんだと興奮する親子。(子の鉄道好きに感化された母)エヴァ号も夜だけではない事を知りました。私も我が家の鉄男がせっせと集めているプラレールでしか見た事が無かったので、出掛け際からテンションが上がります。
今回の広響アフタヌーンコンサートのソリストに、萩原麻未さんがチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番を演奏されるので、またまた麻未ママにチケットの手配をお願いしました。
麻未さんママは本当に素晴らしい、懐の深い、すごいお母様です。昔から変わらず丁寧で柔らかな物腰で、温かい方で、心から尊敬申し上げております。こんなお母さんだからこそ、麻未さんが育ち世界に羽ばたいているのでしょう。
開演30分前に到着し、今回は下の子の託児をお願いしている為に事務所に行きましたら、麻未ママ美代子さんにばったりお会いしました。相変わらずチャーミングなお母様です。いつも細やかなお便りを頂いて、感激しています。
くららは全席満席に近く、私達が座った3階のＡ席も隙間無くびっちりと人で埋め尽くされていました。階下も満席、空きがありませんでした。今時分、クラシックのコンサートで名前でこんなに人が集まる演奏会は少ないです。また、ここくららの建造物、ホールの素晴らしさは特筆すべきものがあります。オペラハウスの様な規模の、匠の極みが尽くされたホールです。オルガンが備え付けられていたらもう言う事なしですが、今後広島市にも、私の住んでいる街にも、是非このような素晴らしいホールを作って欲しいです。
下を見たら足がすくみます。
麻未さんのチャイコフスキーも指先から音楽がほとばしり、音楽の女神が舞い降りて来たのかと思うくらいに素晴らしく、久しぶりに身体が震えて涙が止まりませんでした。どこまでも鳴るフォルテに、隅々まで聴こえるピアニッシモ、豊穣な音色、もう一つのオーケストラがピアノから編成されて溢れ出てくる様な見事な響きの重なり合い、色彩感、素晴らしい構築力に音楽の立体感、オーケストラをぐいぐい引っ張って行き、それを聴き入る人達が同じ時間を共有して音楽を動かしているかのようでした。
すごいですね。本物があるのです。
素晴らしいホール、素晴らしいソリスト、素晴らしい指揮者、素晴らしい演奏でした。
ふとオケの団員に、同級生が乗っているのを発見しました。今回乗り番だったのですね。
オーケストラはいいですね。
私は常々オケの人になりたいと思います。
ピアノはそれ一つで完成した楽器であり、一つのオーケストラなので、いつでもソリストです。いつも一人なのですが、楽器の編成の一人として、全体を構成する要員になりたいとは、きっとピアノ人は思うことでしょう。
安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ 広響 萩原麻未さん チャイコン