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先生が拘らねば⁇

うちの生徒さん。面白い子がたくさんいます。

先日のレッスンでは、6年生の女の子にアクセントの付け方と、フレーズの歌い方を何度もダメ出ししました。本人はやっているつもりなのは伝わりますし、分かるのですが、実際にはちっとも音色も音量も変わっていません。なので、上に上がる時のエネルギーを音量にするんだよ、と説明し、耳を澄ませて目を瞑って弾いて貰います。

私もやってみせます。何度やってもピクリとも変わりが無いので、本人の腕を取ってこれ位よ〜とやって見せたら、え?こんなに⁇とキョトン。

はい。そうです。さあ、もう一度どうぞ、と促したら、えぇ〜、先生拘るねぇ〜。ですって。

思わず吹き出してしまいました(;^_^A

これが先生の仕事ですからね、と答えましたが、言った瞬間ドキっとしました。

適当な所で妥協していたら、まいっかという緩さで自分を甘やかしてしまいます。レッスンでは、飴と鞭…と書きますと語弊がありますが、緩急使い分ける時もあります。息切れしそうになっている場合です。甘やかしている訳ではありませんが、時々モヤっとしてしまうのです。

ドジでのろまな亀でも、最後に勝つのは亀です。止まらず焦らず流されず、何があっても弛まず確実に歩める者は、必ず勝利します。足踏みでもOKなのです。

ダメ出しは愛ですよ。愛。

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