何事も姿勢から

先月末に、子供の通う幼稚園の体操大会がありました。私は所用があり後からビデオを見せて貰いました。

演技は一生懸命やっており、感動しました。個人的には我が子にいろいろとだめ出しポイントが満載でしたが、これから少しで改善して行こうと思います。おーい、頼むよー。演技も良かったですが、世界的なアスリートがゲストに招かれており、彼のお話しが素晴らしかったです。またとない貴重な体験を与えて貰いました。

かけっこ教室で、どうやって走ると早く走れるか?との答えに、姿勢を真っ直ぐにする事。と答えておられました。まさにひざポンです。背筋を真っ直ぐに伸ばす為の練習を、助走前のジャンプから始めて、幼児に分かりやすく説明して体験させていました。

これはピアノのレッスンにも通ずることですが、姿勢は要なのです。ピアノを弾く前に椅子の座り方から指導しますが、猫背では肩や腕などに支障が出るばかりでなく、楽譜を読む時に楽譜が見えにくい。顎が上がったり目をしかめて見たりと悪いクセがどんどんつきます。初めに姿勢ありきなのです。体幹という言葉が定着し始めてから、姿勢が重要視されて来ました。とても良い傾向です。姿勢を正すことは腹筋を使います。腹筋を使うことは背筋も使います。ピアノを弾く事は、耳や目や頭や心を総動員して使い、自分の手足を動かして身体を支えることを身に付けるのです。88鍵の鍵盤を自在に動かせるには、まず姿勢。呼吸。そして、天才と言われる人は続ける努力があることです。

日々の積み重ねで、グニャグニャにも、ピシャリと背筋の伸びた人にもなれるのです。

安佐北区  ピアノ教室  可部   長西 純子ピアノ教室