バッハの講座

昨日は午前中に赤松林太郎先生のバッハの講座に行って来ました。
昨日の話しを今日するなんて、実に鮮度が悪いですが、とても勉強になりました。
シンフォニアの作品を取り上げてバッハの作風を説明されたのですが、如何にポリフォニーを感じて演奏するか、そのために各声部のバランスをどう取れば、旋律が浮かび上がって多声音楽に聞こえるかということ、その為には指使いも重要であり、その指導について、更に指使いだけでは補いきれない場合のペダリングの留意点、不協和音の響きは人間の感情の坩堝であること、シンコペーションの真ん中は何故長いのか、強調したいためですよね、ということを言われ、日頃流していることがあることを気が付かされました。
知らなかったのは半音階進行の4度下への下行形は、キリストの受難のモティーフであるということにへェェーと膝を叩いたりと、メモを取り続けた2時間でした。
あまりにも忙しい書き取りでしたので、通奏低音のところが通奏低温になっていて、あとからどんな温度よ、と一人ツッコミを入れました。しかし、通奏低音、本当に温度としては低いけど、低温やけど並みに威力があるのかもしれません。ドイツ語でオルゲルプンクトですが、一瞬それなんだったけ?状態に。
頭も錆びがついています。
今回もたくさん勉強出来て良かったです。
復習しながら、生徒さんへのレッスンに生かして行きます。
そういえば、今日はカーディガンを裏返しに着て最後までレッスンしていました。
終わってから、その服タグが出てるよ、と指摘されて見れば裏返しではありませんか。
赤面です。
誰か教えて下さい。先生、服が裏返しになってますって。
なんか今日はボタンが掛けにくいなと思っていました。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室