初見勉強

昨日の大雪で、私の住む地域は至るところ真っ白でした。
楽しみにしていた指導者の勉強会に行けるのか、それに上の子の幼稚園が自由登園になったので、二人を預けて外出も心配でしたが、とにかく早く出なくてはと慌ただしく準備して出発しました。
靴も雪用のスノーブーツと、タウン用のブーツ二足持って行きました。
だって…雪まみれなのはうちの方だけで、市内中心部は雪がない事が殆どですから。
いつもより30分オーバー程度で、時間前に辿り着きました。
今回のセミナーはギロック作品の叙情小曲集を使って楽曲の勉強会でしたが、講師の先生がギロックに直接薫陶を受けたピアニストの先生でしたので、素晴らしいお話がたくさん聞けました。
曲の内容はもちろんのこと、演奏や音楽の本質がお話の中に散りばめられていて、メモを取りながらウンウン頷きました。
楽譜は作曲家のエッセンスが凝縮されたもの、才能のある人は楽譜にある作曲家の意図を読み取って演奏が出来る、ピアノやピアニッシモ、ピアニシッシモを磨くこと、毎日初見をする、良い楽器を使って勉強しましょうなど、2時間超に渡り良い話を聞かせて頂きました。
私が早速実行しようと思ったのが、毎日初見で一曲ずつ弾くこと。
以前バッハの組曲でやりました。苦手な初見を克服しようと。いつの間にかフェードアウトしました。
でも、これをするとバッハの平均律も、ベートーヴェンのソナタも、ハイドンのソナタも、全曲夢ではありません。
勉強が出来る上に初見勉強になります。
今年の目標が増えました。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室