指が痛くなる

発表会終わって2日目にして、やはり筋肉痛が押し寄せて来ました。昨日はまだ普通の日常が送れましたが、今朝は肩が凝ってパンパンでした。トシを取ったのですね。
昨日は練習一日を休み、今日はピアノ協奏曲の伴奏の仕事です。
ラフマニノフの作品は曲の規模が大きいので、フォルテを鳴らし続けると指先が痛くなります。
久しぶりの痛みを感じつつ、あれ⁇何か弾いた時も経験した痛みだったわと、記憶を辿って思い出しました。ムソルグスキーの展覧会の絵を練習して、ロシア人の先生にレッスンして頂いた時に、フォルテが小さい‼︎もっと、と言われ必死で鍵盤を叩いて…叩くとは語弊がありますが、まだ音量が足りない、もっともっと出して、と言われ続けて、結局叩きつける様なタッチになって、ヘトヘトになったのです。
今はその時と同じ様に、指の腹の肉がペタンコになって、これが痛いです。

欧米人と比べて体格的に負ける私達は、身体の使い方、筋肉の仕組みや脱力した時の音量のコントロールなど、工夫していく必要があります。
大きな音量を作るピアノやピアニッシモを磨いて幅を広げることが武器になります。
フォルテが限界に近づいている時は、ピアニッシモを磨きましょう。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室