流れに乗れない

私は昔から流行に疎く、人づてに聞いて情報を知るタイプです。
先日も生徒さんが、新しいレッスンノートを発見するなり、つむつむだ‼︎と。つむつむ⁇なあにそれは?と尋ねますと、ゲームなんだそうですね。ディズニーのゲームだよと言われたのですが、ふーん、と返答したら、先生知らないの⁇と目を丸くされました。
うん知らない、じゃあモンストは⁇それも知らないよ。モンストってモンハンとは違うのでしょうか?
一時期夫がモンハンに熱中していましたが、何だろうと思う頃には、もうやっていませんでした。
同じ様に、今朝子供達が、今日はハロウィンだから‼︎と言いに来ます。ふーん、だから⁇と答えたら、もう‼︎お母さんは‼︎カボチャを作って‼︎と。あの、オバケカボチャをくり抜いて目を三角にせよ、と。
それはちょっと無理だわなんて言って、子供達を泣かしてしまい、妥協案でカボチャの丸ごとグラタンを作ることになりました。
ハロウィンは仮装をするらしい、とも知り、何故日本は今更そんな流れになったのかしらと、やはり他人事の様にニュースを見ました。
昔から、ピアノの練習が一日の中でメインでありましたから、とにかくテレビや流行、話題になっている芸能人などの話しについていけません。
知らないものは知らないし、興味が無い為に話が合わなくてグループでも浮いていたり。
これが、音大に入ったら、皆同じような人種ばかりで安心しました。こういう人いるじゃん、と。ピアノ科の新歓パーティでカラオケに行った時に、流行の歌を知らないから歌えない、と言ったら、私も‼︎と何人もが言いました。しかし、上には上がいるもので、カラオケで翼をくださいを歌い始めた人が居り、これはさすがに酷い、と呆れました。
他人から見たら五十歩百歩でありましょう。
流行を嗅ぎ取る嗅覚は全く鈍いですが、良いものを感じるアンテナは磨いておきたいものです。今のところ音楽にしか向いていませんが、少しでも生徒さんに発信出来ます様に。
これからも時代遅れの先生には、生徒さんが情報をもたらしてくれるであろうと、期待しております。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室