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荷物などの話 〜ポッツォーリ国際コンクールの思い出〜

同室になるKちゃんは、ビックリするくらいの美人で思わず固まってしまいました。
仲良くしてくれるだろうか、冷たくて一緒にいて居づらい人だろうか、、とても心配になりました。とりあえず挨拶に行かねばと、自己紹介したら、気さくに挨拶をしてくれました。
事務局から近くのホテルまで、重たい荷物をガラゴロ引っ張って移動しましたが、相方のKちゃん、随分とコンパクトです。これだけで2週間大丈夫なのだろうか、気になりました。
部屋に入って、早速荷ほどきにかかります。
私のスーツケースから出てくるもの…大きなバニティポーチを取り出したところで、Kちゃんが固まります。化粧品やシャンプーなどの私の使い慣れた必需品なのですが、メイクさんが使う入れ物みたい、笑いを誘いました。私は敏感肌なので、ヨーロッパの乾燥した空気でカサカサになります。シャンプーも水が合わなくて、ポルトガルでもフランスでも髪がギシギシのバッサバサになりました。
なので、試供品の小分けパックはNG。慣れたものを詰めて持って来ただけのつもりでしたが、これが大量でした。そして、洗濯セットを取り出し、靴下や下着を洗い、シャワー室に干していたら、これまた笑われました。
お湯沸かしを机に置き、楽譜の山を築いてドレスを掛けて、録音用のMDを充電して足指広げ君を出したり、明日の服を出したり、、
相方さんは上手にパッキングしていて、良くぞ収まったなと感心するばかり。私の荷物がドラえもんのポケット並みにいろいろと出てくるから、Kちゃん大笑いです。
箱ティッシュ、マッサージ棒、アロマオイル、お菓子、おにぎり、非常食のカップラーメン、お皿、箸、コップなど。一応必需品なのですが…
イギリスから来たKちゃんは旅慣れている上に、海外在住なので日常に不便を感じないようでした。私は旅に出ると爪が伸びて来るのが気になるので爪切りは必ず要ります。あと、耳かきも。肩凝り対策、疲労対策、寒さ対策、病気対策、、念には念を入れ過ぎて、上手な引き算が出来ません。
これは、未だに治りません。
何処か旅行、一泊だけの、となっても、あれやこれや持って行き、夫に覚めた目で見られるのです。
こういう性分なのでしょう。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室