イタリアのコンクールの話が飛び飛びになりますが、久し振りにこちらの話題を挟みます。
リナーテ空港からおよそ30分くらいでコンクール事務局に到着しました。道中は美人のお姉さんが運転してくれましたが、結構適当な運転であった様な気がします。赤信号！と助手席に叫ばれて、キキキーーーっとブレーキを踏めば、「ピアノピアーーーノ！！」なんて言われていました。イタリア語ではピアノは弱く、ですから、きっと、弱く弱く→少し少し(？)→優しくブレーキ踏んで！！という意味かなぁ。お姉さん達は底抜けに明るくて、ぺちゃくちゃおしゃべりをしていて、時折後ろを向いて英語で会話をしてくれます。アバウトな運転のフィアットに揺られて、お昼前にエントリーを済ませる事が出来ました。今日の夕方までに各国から続々と出場者が集まり、夜に簡単なレセプションがあるそうです。私の他にスイスから来た韓国人の留学生と、ヨーロッパ圏であろう参加者などが、重たい荷物を事務局に預けて時間が経つのを待っていました。受付をしてくれたイケメンのイタリア人お兄さんが、急にお腹空かないか？と尋ねて、勿論ぺこぺこだと答えたら、人数分のパニーニを袋いっぱいに持って来てくれたのです。これが、、なんとも美味しくてほっぺたが落ちそうでした。ふわりと焼けたパニーニに生ハムと厚めに切られたチーズがトロリと垂れて、普通のお店で買ってきたであろうパニーニが絶品でした。ピザも合わせて持って来てくれましたが、これまた今迄食べたことが無い美味しさです。日本で食べるピザはピザじゃなかったのか？？と思う位です。
なんてイタリアって食べ物が美味しいのだろうかと大感激したのでした。更に、ジュンコ、ジュースもいかが？？と渡されたのが、炭酸のオレンジジュースでした。私は
炭酸飲料が飲めず、これはごめんなさいと断ると、急に、じゃぁ、これがいいよ！！と渡されたのが、とっとこハム太郎のオレンジジュースのパック。
ええ！！？？？とっとこハム太郎？？なんでハム太郎なんだと、心の中でツッコミを入れたら、あのハム太郎よ、なんで飲まないの？？イタリアでは有名なんだよ、ジュンコは見たこと無いのか、知らないのか？と凄まれました。
可愛いよね、ハム太郎！！！ときゃーきゃー大興奮で、日本では幼児向けのアニメの主人公なんですけと、、と説明しても、ハム太郎ハム太郎と大喜びです。
何だかぽかーんとしてしまいました。日本のアニメは海外ではもの凄く力があるのだなと、思い知ったのでした。
日が暮れる頃に続々と出場者が増えて、事務局の中庭には大きなトランクを抱えた人達でごった返しました。私は名簿に載っている、宿泊ホテルで同室になる日本人の女性を探していました。イギリスから来る女性で、歳も一つ違いです。
なかなか見つからないなか、ギリギリの時間で到着した目を見張る美人が、ルームメイトになるkちゃんでした。
綺麗過ぎて、仲良くして貰えるのか心配になってきました。
安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室