見た目も左右される

9月に入って涼しくなりましたね。
夏服が寒く感じる日も、ポツポツ出始めました。今月末のシルバーウィークは衣替えと、密かに計画しつつ過ごしております。
現在、私の教室では発表会の準備に取り掛かっておりますが、自分のドレスもそろそろ新しいものを取り入れたいと思うようになりました。手持ちの衣装も、2巡目くらいしたと思います。その上、10年前の予測に反して痩せぎすになって来ているので、詰めないとぶかぶかになる事態です。お辞儀をしたら危うい…なんて事になりかねません。
音楽をしていると発表会の機会もあります。舞台上では、華やかな衣装でモチベーションが上がることがあります。人は見た目ではない、とは言いつつ、視覚の影響は印象に大きく作用するのは事実ですので、あるものをきちんと着こなして、清潔感を与える装いを心掛けることは大事です。
発表会でもドレスコードがある場合もありますので、私の経験や教わった事などアレコレと綴ります。
先ず、色選びですが、照明と同系統のゴールド、薄いベージュは、薄い黄色は服を着ていない様に見えるからやめた方がいいよ、と教わりました。シルバーも光の加減で同じように危険だから避ける様にしたほうが良いようです。
子供さんは気になりませんが、大人は注意した方が良いです。
色のはっきりしたもの、舞台映えする色のドレスは印象に残ります。自分に合う色を探して選びましょう。ホールが暗い場合は明るい色を選ぶようにします。照明設備が十分でない所は黒、茶色は地味に映ります。
ピアノを弾く人は右半分の横を客席に見せて座りますので、フェイスラインがはっきりする様に髪をアップにしたり、結んだりして明るく見える様にしたら良いです。
ドレスの話を書いていながらも、ユジャ・ワンはどうなんだと言われたら…。
これは何とも言えません。テクニックは完璧で、圧倒されます。そして、衣装にも圧倒されます。そう、これは見た目の問題なのです。彼女は何かに挑戦しているのだと、思うことにしています。やはり、人は視覚に誤魔化されるので、音楽を勉強する以上は聴覚を第一に磨いて、見た目に惑わされない様に確かな感覚を持ちたいものです。
と、私は常々思っているところです。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室