高級デパート一周をした後に、バスで再びオペラ座まで戻りました。
お土産を買うのに結局三越パリ店に行ったのですが、そこには日本人スタッフにたくさんの日本人観光客がいて、日本語をのびのび話せる自由に、細胞レベルの緊張が溶けるのを感じました。早く帰りたいと初めて思いました。後輩宅の近くで夕食を取り…何故かイタリアンレストランに行きましたが、美味しくいただきました。
それから慌ただしく荷物を整理して、後輩宅でのんびりさせて貰いました。
パリは大人の街で、成熟した文化を享受出来る所、また、一人一人の意識も高く、集団で群れて行動しない所が日本と違いました。
帰国したら日本のテレビの内容にガッカリし、ゆるゆると日本的な文化に浸かり、旅で得た新鮮な感覚は時と共に消えて…、今は懐かしむ様に文にしておりますが、肌身で感じた感覚や様々な体験は貴重なものでした。
翌日、シャルルドゴール空港から無事、関空へと到着しました。
着いたと同時に、むわむわと暑さが迫り…あああ暑い‼︎
そうです。私は真冬の格好で帰国しましたが、日本はまだ昼間は夏服で過ごす位に暑かったのです。といっても、10月の15日を過ぎた頃でした。パリはとても寒かったです。
汗だくになりながら、うちに帰りました。
今年の10月はどんな天候でしょうか。
長くなりましたが、今から13年前の、ポルト国際ピアノコンクールに出向いた話から付随した旅日記までのアレコレを、終わります。
ブログの内容に困りましたら、イタリアのコンクールの話、ウィーンの夏期講習会の話、フランスのコンクールに出向いた話など、気まぐれに綴っていきたいと思います。またお付き合いください。話が長かったですね。
安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室