十年一昔

昨日、関東の大学から春休みで帰省中の生徒さんが、お母様と一緒に遊びに来てくれました。
思えば彼女が小学3年生の頃から縁あってレッスンが続きましたが、もう大学生なんですね、、、大学生になってから離れていますが、そのお姉ちゃんも一緒にレッスンをして、色んな話をしながら月日が経った訳です。
2年ぶりの再会でしたが、久し振り感があまりないのは不思議でした。
昨日振りの様な。
その姉妹生徒さんと接していたのは、まだ駆け出しの新米で、教えるにはまだ納得の行かない物があって、先生といわれるのも面映ゆい時分でした。なにしろ頭デッカチでしたから親御さん方には失礼な態度もあったと思います。そんな若々しい青い時代でも、先生と呼んで頂いて先生にしてくれたんだなぁと思うと、もう、申し訳ないような、恥ずかしさで穴があったら入りたい気分にもなりました。
それでもこんな遠くを訪ねて来てくれて、感無量でした。
本当に有り難さで涙が滲みました。
幸せとはこういうものなのだと、深く見に沁みました。人としての原点を忘れないで、これからも生徒さん達と関わって行きたいと思いました。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室