コンクールの刺激

さて、受けるコンクールが年に4つになると、同じ様に色んなコンクールで一緒になる人も増えます。
あの人は前も顔を見たことがある、とか、また衣装が違う、とか、相変わらず下手くそだなとか、(失礼千万)、相変わらず上手だな、とか、身体を揺らし過ぎて弾くな、とか、鳥肌が立つ演奏があるんだな、とか、先生がギリギリまでびっちり張り付いて指示出すんだなとか、子供なりに感じる事がたくさんあり、とても刺激的でした。
名前の知れている人は、演奏後も色んな先生やコンクール参加者から感想を貰っていたりしました。
本選は人が激減するので、待ち時間や隣に座る人と言葉を交わす事も増えました。今迄は先生と自分だけの一対一の狭い世界で、自分だけこんな事をしているんだと孤独に思っていましたが、世の中には本当に一生懸命に練習して、こうしてコンクールを受ける人がたくさん居るんだ、と知り狭い視野が広がりました。
自分に足りないものは何かと必死で考えた時期でもありました。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室