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コツがあるのかな

暗譜が苦手な生徒さんに、暗譜が得意になるにはどうしたらいいんでしょうか?と
聞かれました。
既出の話題かもしれませんが、大事な事ですので敢えて触れます。
どうしたら簡単に出来るか?という答えなら、無い。のですが、得意になるには繰り返して慣れることです。簡単な楽譜から始めて、弾きながら耳にインプットして行きます。和声感があれば、スムーズに進むでしょう。
そして、暗譜を最後の作業に回さないことです。譜読みと同時進行して覚えて行きます。これは大学院の時の先生から言われた事です。
近代や現代の難解な曲であれば……
私なら徹底して曲を聴いて覚えてしまいます。
通称「奥の手」と名付けていますが、切羽詰まる時はひたすら聴きまくって覚えてしまい、そして弾きます。良い方法ではありませんので奥の手でございます。
指使いも全部書き込みます。指番号書くと弾けます。
音源のないものなら、ざっと粗く譜読みをした上で①指使いを全部書く、 ②フレーズ毎に分けて、曲を作って行く、 ③テンポを変えないで弾く、弾ける速さで弾いて、テンポは変えない
でしょうか。
コツらしいコツがありませんね。
私はショスタコーヴィチが好きですが…、あのソナタはどうやって暗譜するだろうか。絵でも書いてソナタ形式の分析結果を設計図にしないと、頭に入りそうにありません。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室