私の過去の経験からの発言で申し訳無いのですが、演奏に対する積極性や、表現力に関しては、欧米の人が優っている様に感じられることが多くありました。
のびのびしているのです。細かいところは気にしないと言うか、主張がはっきりとしている。オリジナリティを追求している点では及びもつかない。
完成度が高く面白くない演奏は、最初の音楽を作る時から始まっているのです。
どんな時でも、とりあえず、というやり方はいけないのです。
譜読みの時に、この音は、どんな色をしているんだろう？？とか、今、この響きにが見えたね、と言うと、子供たちは俄然興味を持ちます。楽しいことには一生懸命になるのです。なんだか、こういった大事なことを忘れている事に気がつきました。
なんのために？？どうして音楽を学ぶのか？？？
音を読むことでなく、音をどの様に感じるのか？楽しく感じるのか？悲しい響きなのか？こういったことも忘れてはならないことです。
日々反省、日々改めて。
ゆっくり練習をする、というパールマンの言葉が今年一番重くのしかかっています。
とても大事なヒントを得たつもりでいます。
安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室