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テクニックを付けて行くには

現在、小学高学年の生徒さんの次なるステップとして、エチュードに取り組んでみてはどうかと検討をしています。
今はハノンの音階とアルペッジォ、ブルグミューラー、バッハのインヴェンションとロマン派の自由曲と、1時間のレッスンを通しております。
とても素直で優秀な生徒さんです。
耳も良く音楽的なカンを持っているので、あれやこれや挑戦してもらいたくなるのですが、まだピアノを始めて一年経っていないので、エチュードを始めてみようと楽譜棚を開けてあれこれ物色していました。
バーナム、ツェルニー30、クレメンティ、クラーマー・ビューロー、モシェレス、
若しくはハノンの最初から、とか。。面白味はありませんが。。インヴェンションと併用して練習曲をやって行く必要を感じました。
楽曲が重くなって行く頃には、初見や暗譜をこなしており曲想を掴んだ演奏をするといった、表現への踏み込んだ内容まで自分で進めるようになります。
そうなると、指や身体の使い方などを含め、改めて無理のない力で指だけで弾けるように導いて行く必要があります。
ツェルニーは一つ一つをきちんと仕上げて行くのが苦でない人にはラジオ体操の出席ハンコを連ねるようで楽しいものなのですが、40番以降は別に差し替える事が出来ます。進んでも良いし飛ばしても良いのではないかと思います。バーナムやハノンの最初からやって見て、ツェルニー30番をやってみましょうかな。